語彙力こそが教養である (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2015年12月10日発売)
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本棚登録 : 2643
感想 : 232
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語彙力。教養。
この単語を聞いただけで耳が痛くなる人もいるかもしれない。

さすが、大学教授であり、様々な分野で活躍されているだけあって、どこも説教じみておらず、すんなりと受け止められる。

何故、語彙力が乏しいと損をするのかということが、冷静に記され、またその具体例、改善例、成功例が示される。

では、どうすれば語彙力の向上に繋がるのかという答えも、しっかりと分かりやすく説明されており、非常に生活に役立つ内容でした。

本を読み慣れない方が、なぜ疲れるのか、活字離れするのかも、納得できるご説明でした。

著者と全く同様の考え方を自分自身も持ち合わせていたが、他者への説明の仕方が大変に物腰が柔らかく耳馴染みが良い。とても、参考になりました。
人の振り見て我が振り直せとは言ったものです。
自分の下手さを知りました。

ありがとうございました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年7月21日
読了日 : 2022年7月21日
本棚登録日 : 2022年7月21日

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