テレビプロデューサーの叔母から、海外からやってきた霊能力者の通訳兼世話役を押し付けられた就職浪人のフリーター娘。
過去にトラウマを抱える為、嫌々ながらもロケ地へ赴く。霊能力者の透視通り、現場へ向かうと、廃ビルからミイラ化した男性の遺体が見つかる。
番組は生放送で放送されるが、そこに殺人犯が...
警察小説、青春小説の雄として著名な柴田氏だが、そのデビューはホラーだったようだ。本作はホラーサスペンス。
複数のストーリーが絡み合う構成は、ノワールものを存分に臭わせながらも、コメディ要素も含み、厚みのある一冊でした。
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- 感想投稿日 : 2020年9月9日
- 読了日 : 2020年9月9日
- 本棚登録日 : 2020年9月9日
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