「向上」と「向下」という考え方は興味深かった。修業は単に自分の向上だけを目指している。”慈悲”としての向下が必要。相反する方向があるが実はひとつの”悟り”。それゆえ、反語的な語り方になってしまう。『維摩経』の語り口には意味があるわけだ。
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カテゴリ:
古典
- 感想投稿日 : 2020年2月4日
- 読了日 : 2020年1月31日
- 本棚登録日 : 2020年1月15日
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