遺跡から発掘されたモノから、当時の生活がどのようなもので
あったのか推理していく、いわゆる考古学のお話。
知識を得る本というよりかは、純粋に知的好奇心を満たす本である。
動物の骨のかけらから当時の生活がどのようなものであったのか、
どのような交易があったのかを論理的に推理していく過程は、
知的好奇心を刺激され非常に興味深く、そんなことまでわかるのか
ということまで、導き出している(真偽のほどは不明だが)。
しかし、このようなことがわかるようになるには、気の遠くなるような
分析が必要であるわけで、本のページにすると高々 200 ページの
内容だが、その裏ではすさまじいほどの努力があったのだろう。
地道に情熱を持って研究を続けられた筆者に尊敬の念を抱かずにはいられない。
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- 感想投稿日 : 2011年3月9日
- 本棚登録日 : 2011年2月20日
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