SQL実践入門──高速でわかりやすいクエリの書き方 (WEB+DB PRESS plus)
- 技術評論社 (2015年4月11日発売)
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これで入門書と言われると、道は険しく果てしない感じがしてしまう。
ド級の初心者がこれで入門しようとしたら、
折れない気持ちを支える技術が身につくことは間違いない。
もちろんあわせてSQLの正しい技術も身につくのでお得ではある。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○SQLの世界のスキームは宣言型です。この世界では、主役は「文」ではなく「式」です。(P.98)
○RDBを考案したCoddは次のように言っています。
関係操作では、関係全体をまとめて操作の対象とする。
目的は繰り返し(ループ)をなくすることである。(P.125)
○SQLは、本省の最初で紹介したCoddの言葉からもわかるように
「脱・手続き型」を目指した言語です。
DBMSも内部的には手続き型言語で作られており、
実際の物理データへのアクセスは手続き的に行っているのですが、
その手続きレイヤを隠蔽することがSQLの理念でした。(P.159)
○「内部」が「直積の部分集合」という含意を持っていたことから類推できるとおり、
「外部」とは「直積の部分集合にならない」という意味です。(P.172)
○B-treeは、検索のアルゴリズムとしては飛び抜けて性能が良いわけではありません。
考案者の一人であるR.Bayerも、
「もし世界が完全に静的でデータが変化しないなら、
ほかのインデックス技術でも同程度のパフォーマンスは達成できるだろう」と言っています。(P.299)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
IT
- 感想投稿日 : 2016年12月30日
- 読了日 : 2016年12月30日
- 本棚登録日 : 2016年12月30日
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