山のように積まれたあらゆる本を圧縮機で潰す仕事をしているハニチャ。そんな仕事でも小さな喜びを見出しつつ潰し続ける。
汚物と美とが切り貼りされたような混沌とした文章だが、少しずつ物語が浮かび上がってくる。
知の結晶である本が人が街が圧縮され、垢まみれになりながらその中で生きて行く。抑圧。息苦しく、久しぶりに特異な読書を体験した。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
東欧文学
- 感想投稿日 : 2024年4月6日
- 読了日 : 2024年4月6日
- 本棚登録日 : 2024年4月6日
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