13年前が初版の冊子。内容に古さは全く感じない。13年前に出会ってたらこの本の良さは分からなかったかなあ。
世界的な科学者が説く、生命・宗教・生き方について。文系の出る幕がない(笑)。
元々西洋科学は神学だったんやね。神様を讃えるために始まったのが西洋科学。それから科学と宗教は分離していったけど、科学があまりにも進み過ぎた今はもう一度原点に返る必要があるのかも知れない。
「生命」に関する科学はあるけど、「いのち」は目に見えない。ヒトゲノム遺伝子は解析できたけど、「なぜ人間は生まれたのか?」「人間はどう生きればいいのか?」「いのちとは何なのか?」
これはもう「神(サムシング・グレート)」の領域だよね。本当に心に響く一冊でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年12月1日
- 読了日 : 2012年12月1日
- 本棚登録日 : 2012年12月1日
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