太平洋戦争末期、徴用された客船「弥勒丸」とそれにかかわる過去と現在の人々の織りなすストーリー。の、下巻。物語は急展開し、悲劇のラストへと向かっていくのですが、それに敢然と立ち向かう海の男たちがじつにかっこいい!。運命を受け入れつつも、軍の一方的な思惑に組み伏せられることなく、最後まで堂々と誇りを持ち続けるクルーたち。とくに最後のブリッジのシーンは感動モノでした。いや〜、おもしろかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
戦争
- 感想投稿日 : 2009年8月28日
- 読了日 : 2009年8月28日
- 本棚登録日 : 2009年8月28日
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