日々我人間

著者 :
  • 文藝春秋 (2016年11月28日発売)
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本棚登録 : 129
感想 : 8
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なんだろうな。桜玉吉に関しては作品の評価としてどうこうとか、そういうことはもうどうでもいいというか、生きてること、生き延びてることを漫画を通して確認出来るだけでもうはい、充分です。という気分というかなんというか。

あ、でも(でもってなんだ)本の装丁はすごく良いと思う。
横長で台帳をめくるみたいにたわいもないネタをめくっていくのは結構風情があるというか雰囲気と合うというか。

そして読もう!コミックビームみたいなオチ+欄外余計な一言、というリズムが私はとても好きだったので、あ、ちょっと帰ってきたな、みたいな感じがして嬉しかった。

テンションはじいさん寄りのおっさんになったけどね。
でも、自分も歳を取って、歳を取っていくってそういうことなんだろうと思う。
なんでもはしゃいだり、テンション上がったり、そういうことから自分がどんどん遠ざかっていくのを日々感じるから、これは少し先の自分なんだろうと、そう感じたりする。

まぁでもムカデは、私もいくら歳取ってもダメだと思うな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年12月25日
読了日 : 2016年12月25日
本棚登録日 : 2016年12月25日

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