図解ビジネス心理学 1 モチベーション やる気を引き出す20のポイント (通勤大学文庫)

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  • 総合法令出版 (2005年11月25日発売)
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目的:やる気に満ちたビジネスエリートになること。
 仕事時間をどう使うかで、価値が違ってくる。
 どうせ仕事に長い時間使うなら、高価値の時間を!

何のために働くのか?労働の目的を原点。
  ↓
モチベーションの基礎となる

モチベーションを高める動機付け理論
1、欲求(行動を駆り立てる心理的エネルギー)
 マズローの欲求階層説(生理的/安全/所属と愛/自尊/自己実現)の
 「自己実現※」を満たす。

2、認知(行動とそれを巡る位置づけ、価値付け)
 期待(可能性)×価値=やる気!!
 どちらかがゼロならばモチベーションはゼロとなる!

3、情動(理屈でなく自然に気分が集中・没頭する状態)
 フロー理論。集中して充実感がある状態が快感となる。

この1~3が揃う状態が、最高のモチベションとなる!
内発的な動機付けが重要。
 ⇒自らが行動を起こす。
  「おもしろさ」「成長実感」「人生決定の感覚」等


※自己実現=心理的欲求
  自立性:自らの意思で人生をコントロールする充実感
  有能さ:インプットを自ら増やすことで能力高まる充実感
  関係性:周囲の期待に応え信頼・愛情を得る充実感
 この3つの充実感を得られる状態がモチベーションを高めることが可能。
 どうすればモチベーションを上げ、保つ状態を作れるか?

【モチベーションを上げる要因と上げ方】
①知識・技術要因
 知識・技術があると自信が出る→うまくこなせる→出来るという期待
 わからないから出来ない無能感を、有能感に変える!
 そのために、効率的な勉強法、自己投資を惜しまない。

②人間関係要因
 人間関係は間接的なモチベーションに結びつく
 メラビアンの法則を利用すると、「印象」(態度・見た目・話し方・声)が重要!
 →印象アップを心がけて高評価を!
 →人間関係を円滑にして

③評価/承認要因
 期待に応えることで、自身の能力を証明できる。自尊心を保つ。
 期待される=信頼されること。
小さな仕事からコツコツ着実にこなして、大きな期待に。

④コントロール要因
 自分自身の仕事の決定権。コントロール出来ているという達成感によりモチベーションを保つ。
 自由が許される=責任を取る、信頼を得る
 責任:知識と技術により得る+信頼:人間関係により得る→自己決定権を得られる

⑤自己表現要因
 知識+評価/承認+コントロール⇒プロフェッショナル
 ①~④のフロー体験を頻繁にすることで、個性とアイディアを発揮。
 コントロール要因+プロセスを工夫し、パフォーマンスを上げ成果を高める。
 自分らしさをプラスするために、自分に出来ることを探す。情報収集。
 1つの分野で良いから自分のプロ分野を見つける。№1に。

⑥価値要因

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年1月24日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年12月19日

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