随分昔の本だ。映画になったのは知ってた。
書物という考える手段を根こそぎ排除し、映像と音楽だけの享楽的な世界に住民を押し込めるというテーマ、1953年に既に現代社会を予見した本だと書かれた記事を読み、突如読んでみる気になったのだが・・・
ブラッド・ベリという作家とぼくは相性が悪いらしい。若い頃に読んだ「火星年代記」も、評判は高かったのだけれど、ぼくには訴えかけられるものが無かった。
高名な作家だし、一時期有名になった作品だからと、このトシにしては頑張って最後まで読んだのだけど、ぼくにとっては時間の無駄だった。
残念だけど、ブラッドベリを読めるぼくは達し得ていないのだろう。もうこの人の作品は二度と読まないだろうな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月4日
- 読了日 : 2014年2月3日
- 本棚登録日 : 2018年11月4日
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