まこという名の不思議顔の猫 (マーブルブックス)

  • マーブルトロン (2007年6月1日発売)
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本棚登録 : 760
感想 : 165
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読み物というよりは写真集に近いのですが。


「すこしだけ、かならずしあわせになれます」

「かわいくって、おかしくて、最後に・・・泣けてしまう!」


まさにこの帯の文句どおりの本でした。



私は、動物の中で何が好きかと問われれば間髪をいれず「猫!!!」と答えるくらいの猫好きです。
実家の猫を溺愛しています。

そういう私だからというのも影響しているかもしれませんが・・・
本当に、泣いてしまいました。

まこが貰われるに至った事情や、現在、飼い主のいなくなった猫がどのような境遇にあるのか。そういった事情も書かれており、確かに悲しくもなりましたが、それより何より淡々とした日常そのものが泣かせる。

切なくなるのです。

小さい物、可愛い物だけが持つあの力はなんと言うのでしょうか。
庇護欲をそそるというか、でも、守りたいというのも違う・・・

どこかで聞いたような文句ですが、愛しくて切ない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年9月22日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年9月22日

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