読み物というよりは写真集に近いのですが。
「すこしだけ、かならずしあわせになれます」
「かわいくって、おかしくて、最後に・・・泣けてしまう!」
まさにこの帯の文句どおりの本でした。
私は、動物の中で何が好きかと問われれば間髪をいれず「猫!!!」と答えるくらいの猫好きです。
実家の猫を溺愛しています。
そういう私だからというのも影響しているかもしれませんが・・・
本当に、泣いてしまいました。
まこが貰われるに至った事情や、現在、飼い主のいなくなった猫がどのような境遇にあるのか。そういった事情も書かれており、確かに悲しくもなりましたが、それより何より淡々とした日常そのものが泣かせる。
切なくなるのです。
小さい物、可愛い物だけが持つあの力はなんと言うのでしょうか。
庇護欲をそそるというか、でも、守りたいというのも違う・・・
どこかで聞いたような文句ですが、愛しくて切ない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年9月22日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年9月22日
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