Code: And Other Laws of Cyberspace, Version 2.0

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  • Basic Books (2006年12月5日発売)
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原書。山形裕生の訳が評判がよくなかったので。<BR><BR>翻訳版はversion1だけど、内容はかなり違っている。<BR>1では、政府や巨大企業体などの社会的権力によるCODE(アーキテクチュアみたいなもの)によるコントロールの危険性の指摘<BR>2では、CODEによるコントロールにより、現時点でインターネット上で許容されてる自由が制限されるであろう前提の上で、それはいかに行われるかが主な内容。<BR><BR>
近代初期にルソーやロックなどに記された、数々の(近代の根本を論じたゆえに未だに意味を持つ)古典的名著と同様に、<BR>CODEは、情報化社会における古典になる本だと思う。読むべし。<BR><BR>1と違い、wikiで様々な人により編集されたというのが面白い。
 

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感想投稿日 : 2007年11月7日
本棚登録日 : 2007年11月7日

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