合併人事: 二十九歳の憂鬱 (幻冬舎文庫 え 6-2)

著者 :
  • 幻冬舎 (2008年8月10日発売)
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本棚登録 : 269
感想 : 31
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最初のほう、主人公の女性の言動に対し、この人が実際におったら絶対気が合わへんわ―と思ってしまい、若干の嫌悪感さえ覚えたのですが、会社における女性の立場、男性の闘争意識に対するあきれなど、(私はまぁまだ学生なのだけれども)現実的で共感できました。

ただ、部長に機密情報を流したのは、この主人公なのでは?
主人公は言った覚えがないと言っているけれども。
そこをばらしたことに関しては、この主人公は悪いのでは?
男性同士の地位争いに対して呆れてるけど、
だからって投げやりすぎるよね。

でも、課長が失踪したあたりから、(展開が多少は予測できたけれども)ハラハラしながら読みました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年3月1日
読了日 : 2012年3月1日
本棚登録日 : 2012年2月29日

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