被虐待児の負う心身的な傷が如何に大きなものかよく判ります。
私自身が育った家庭が機能不全家族で
生き辛さを常に抱えています。
「どうして、こんな風になっているのだろう」
と言う様な疑問が、「ああ、こういうことか」と解りました。
自分が子どもを持ち、「親の様にはなりたくない」と言う強迫観念に駆られ
子どもに対してどのような対応をすればいいのか、と言う事も
改めてじっくり考える良い内容でした。
杉山先生の著書は実に解りやすく、丁寧で
被虐待児が負う傷がどう言ったものか、教育関係者の方々にも
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年9月12日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年9月12日
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