ドラマなどでは観たことがあったけど、本を読むのは初めてでした。闇が闇として残っていた時代。人も、鬼も、もののけも、同じ都の暗がりの中に、時には同じ屋根の下に、息をひそめて一緒に住んでいた時代。運命とか霊魂とか鬼とか、そういうもののことに深く通じていて、そのようなあやかしを支配する技術を持っている人―陰陽師である。
陰陽師、安倍晴明のことを、友人である源博雅の視点で語られている。
鬼が出てきたり、式神が出てきたり…深い闇の中、厳かな空気をまとった不思議な世界にどっぷりと浸って読み進めました。少し怖いけど、見てみたい世界です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年2月27日
- 読了日 : 2021年2月27日
- 本棚登録日 : 2021年2月27日
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