いろいろな「疑似科学」を扱うとともに、
技術論(というのでしょうか?)・科学哲学の考え方を
一般の人にもわかりやすく書いています。
ただこれって擬似科学というのか?と思うような
もの(血液型とか)も疑似科学と断定し、
ばっさり切っていて、そんなもの扱わなくても…と思ってしまった。
血液型が科学にはならないだろう(少なくとも今の方法論では)というのは
かなり明らかな一般常識で、そういう明らかな擬似科学よりも、
一般の人には明らかな「疑似科学」とは見受けない微妙なラインの
ものについて、ページを割いて説明してくれれば
もっと深い内容になったのではと思う。
もっともエッセイくらいの軽い内容なので、
深く鋭い考察は期待できないのかもしれないが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
自然科学
- 感想投稿日 : 2008年10月23日
- 読了日 : 2008年10月23日
- 本棚登録日 : 2008年10月23日
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