もし私が下宿屋さんをまかなっていて、その2階に科学を勉強する学生さんが住んでいたら…という架空の物語。この下宿屋さんの寮生はなんと、若かりし日の朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹という、後のスターの揃い踏み。居間に降りてきた彼らとのひとときのやりとりが描かれた後に、それぞれが著した本が紹介される、という構成です。高野文子の画力とデザイン性も魅力的。素通りするのは、もったいない本です。
金広(図書館スタッフ)
https://kensaku.my-pharm.ac.jp/opac/volume/237030
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教職員のオススメ2023
- 感想投稿日 : 2023年8月24日
- 本棚登録日 : 2023年8月24日
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