以前、小杉健治の「父からの手紙」という小説を読んだ。
娘の幸せを願う父親の深い愛情が著されており、他の作品も読みたくなって買ってみた。
隣に住む謎の男:野口。彼の唯一の目的はただ一つ、復讐をすること。
そのために何年もかけて自分を孤独に追い込むストイックさ・・。
小説の設定でフィクションではあるが、この男の果て無き憎悪に少し背筋が寒い思いさえした。
人間は過去に縛られる生き物なんだよなあ。
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カテゴリ:
家族愛
- 感想投稿日 : 2009年4月26日
- 本棚登録日 : 2009年4月26日
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