ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (5) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年3月8日発売)
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本棚登録 : 207
感想 : 18
5

評価:☆5

今度の舞台は海ということですが、海戦でもイクタの采配は光る。
爆砲を積んだキオカ艦隊に対抗するために作戦は勿論、船乗りの技量のぶつかり合いもあって燃えた!
この作品は敵も一筋縄でいかないっていうのがいいね。

「この土壇場で選ぶなら――いちばん大きな失敗を犯して、それと正面から向き合ったやつに命運を預けたいと思う」
このマシューのイケメンさといったらもう・・・マシューが主人公でいいんじゃね?w

更に海戦の後はヒオレド鉱山に籠城するキオカ軍の攻略へ。
ここでは再びジャンとイクタが邂逅し、頭脳戦を繰り広げるのが面白かった。

そして今巻は何と言ってもラストのイクタの演説でしょう。鉱山攻略途中で起こったレミオン派のクーデター、イグセムとレミオンで帝国は二分される形になる。そこでイクタが第三勢力としてバダ・サンクレイの息子であることを明かして仲裁に入るとかもうこの先どうなっちゃうんだ!?
誰かが誰かを殺す展開とかだけはやめてくれよ・・・?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年10月16日
読了日 : 2015年10月16日
本棚登録日 : 2015年10月16日

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