独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年2月10日発売)
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感想 : 34件
評価:☆4
2巻になっても独特かつ実にくだらないネタ(褒めてますw)の数々。
1巻より勢いは落ちたように感じるが、作者は鬼才であると感じさせるに足る一冊。
ツボだったのは「ソムリエしりとり」「二十人委員会」「大相撲秋場所フィギュア中継」「メーユー夏バリューチャレンジ」辺りかな。
どれも実際にあるものを面白おかしく弄っているから馴染みがあるかどうかで好みの差は大きく出るかなという印象。
この作品は淡々とツッコミが入るというか爆弾級のボケが軽く流されていく感じが好きなんですよねw
流石にもう続刊は出ないのかな?
最後の「クウ!」を読んでても普通の小説でも十分楽しませて貰えそうだし次は同作者の他作品を読んでみるつもり。
「浴びせ倒しですね」
「死んでるよ」
「メーユーやさしいキス……」
「しない、しないから」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年9月18日
- 読了日 : 2015年9月18日
- 本棚登録日 : 2015年9月18日
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