とある飛空士への誓約 (3) (ガガガ文庫 い 2-15)

著者 :
  • 小学館 (2013年7月18日発売)
4.01
  • (18)
  • (35)
  • (17)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 220
感想 : 23
4

評価:☆4.5

清顕とイリアのデートは男勝りなイリアの女の子らしい一面が見れて可愛かった。
一方でスパイとして仲間を裏切る罪悪感に押し潰されそうになるミオが切なかった…。
ミオもミオの親父さんも元々は善人で、裏で糸を操ってる黒幕はゼノンだから憎めないというかやるせないというか…。まともに話せないまま別れたのに清顕と身体だけ交わったとか更に切ない。

時折姿を見せる、ハチドリではなくライナとしての言葉にグッときた。冷血で優秀な工作員にも思うところがあるのだろう。

贖罪のため、生きることを決意したミオ。最後には笑顔になって欲しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年4月13日
読了日 : 2015年4月13日
本棚登録日 : 2015年4月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする