子どもの小さな肩幅にすっぽり収まる絵本。
とても丁寧に描かれたどこか懐かしい絵に
控えめな色使いがステキです。
詩的な穏やかなリズムの文章が心に和みます。
春を改めて感じさてくれる一冊

優しい絵の中に書かれているシンプルな文章が
とても誠実です。
仲良しに絵葉書を書きたくなりました。

「だいじょうぶ」って魔法の言葉だなぁ・・・。
手をつないでその魔法を一緒に確認できる人がそばにいてくれて、その経験が、また誰かへのあったかい「大丈夫」につながるんだなぁ・・・って思える本。
心がちょっと不安だったり、実は結構がんばっちゃってる時には、とっても心に染みてホロリとします。
誰かにむぎゅーーってされた時みたいに・・
私は、何人の人に心からの「だいじょうぶ」言ってあげられるかなぁ・・・

2010年5月1日

読書状況 読み終わった [2010年5月1日]

ここに登場するぬいぐるみのきつね「こん」は私の憧れのナイトであり、子どもの心にこんな風に寄り添いたいなぁと思わせてくれる。
ずっと自分のそばに居てくれた「こん」の安否に不安な気持ち
でいっぱいの主人公「あき」に、更に夕暮れが切なさを誘う中、すべてを温かくやわらかく受け止めてくれるおばあちゃんとの再会は何度読んでも涙してしまいます。。。
こんなおばあちゃんになりたいな。

2010年5月2日

読書状況 読み終わった [2010年5月2日]
タグ
ツイートする