BLACK JACK (6) (秋田文庫 1-6)

著者 :
  • 秋田書店 (1993年7月1日発売)
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本棚登録 : 995
感想 : 31
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筋肉が骨化する難病の少年の脳を死産した弟の身体に移植したり、ビルの崩落に巻き込まれて瀕死の患者を応急処置としてインスリン大量投与で仮死状態にしたり、未知の生物兵器の被害者をとりあえず離島から連れ出したりと結末が分からない話が目立った気がします。

逃走中に瀕死の状態になった少年を生き返らせたのに、結局死刑に処すことになる話はやるせない。
何のために助けたのか?
「少年なんで…」と警部は言っていたけど、結局裁判ではそんなことより親殺しを非難され、情状酌量される感じもないし、教授が恥を忍んでブラック・ジャックに助けを求めたのも無駄じゃんか。
なんだったんだ。

電車の揺れで手術が出来ないと訴えたら、本当に電車をしばらく止めてくれたところは感動しましたが、ブラック・ジャックがお金のことだけ言って去るところが残念でした。
手術の邪魔をしたヤツは決して許さないというポリシーは語っていたけど…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 手塚治虫
感想投稿日 : 2022年7月28日
読了日 : 2022年7月28日
本棚登録日 : 2022年7月28日

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