シェイクスピアを楽しむために (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2002年12月25日発売)
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感想 : 45

知っているつもりになりがちなシェイクスピア劇のあらすじ、原典、誕生の背景などをかいつまんで説明してくれる、とてもありがたい一冊。 “ロミオとジュリエット”でさえもあのバルコニーの場面しか分かりません、という状態だったので、一気に賢くなった気分だ。それにしても、当時の演劇の展開の急なことと登場人物の短慮なことにはちょっと唖然。しかしやはり作者が言うように、演劇は文章ではなく舞台で楽しむべきなのだろう。機会があったら見てみたいものだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 阿刀田高
感想投稿日 : 2012年8月14日
読了日 : 2003年2月6日
本棚登録日 : 2012年3月19日

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