幽霊探偵と銀幕のヒロイン―ミステリ書店 (ランダムハウス講談社文庫 キ2-4)

  • 武田ランダムハウスジャパン (2008年10月10日発売)
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感想 : 12
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アメリカの片田舎、キンディコッドで叔母とブックショップを経営するペネロピーが幽霊のジャック(生きていた頃は敏腕探偵)と共に、リニューアルオープンした映画館で起きたスピーカー落下事件を皮切りに起こった連続殺人事件に挑むストーリーです。
前作を読んだのは一年以上前。細かい設定は忘れていたけど、読み進めれば人間関係も単純なのですぐ思い出せました。
今までと違うのは、ジャックが生前関わった事件と、昔ジャックが調べていた事件がリンクしていたため、過去の記憶の場面をペネロピーが自分に起こっているかのように夢で見たりします。
上手く過去と現在が絡み合って描かれています。
次回作も読みたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外国ミステリー
感想投稿日 : 2014年5月17日
読了日 : 2014年5月17日
本棚登録日 : 2014年5月17日

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