穂村弘の第一歌集。あとがき(というかミニ小説?)の"ごーふる"と"つるつる"の話が、いろいろうまくできない人の肯定のようで、しかもちょっとこわくてときめく。好きな歌→「自転車のサドルを高く上げるのが夏をむかえる準備のすべて」「鬣を洗ってあげると欺いて角に触れれば凍るユニコーン」「薬指くわえて手袋脱ぎ捨てん傷つくことも愚かさのうち」
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
短歌
- 感想投稿日 : 2015年3月5日
- 読了日 : 2015年1月11日
- 本棚登録日 : 2015年3月5日
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