虚子先生、名言が多すぎます。
またもや付箋でいっぱいになりすぎ、そのすべてを引用に書こうなものなら、一日すべてを費やさなければなりません。
俳句そのものの指南、生き方、仕事について、女性が牽引する俳句の世界について…
今時の成功哲学や、自慢話を鼻からぶら下げるビジネス書など影を潜めてしまう。
それこそ「高浜虚子366日の言葉」なる本に編集しても良いくらいである。
そして自然その他、物事の表現力。
美しいのは、娘、立子への言葉。
娘に対して「あなた」呼ぶのである。
この頃は、家族であっても互いを呼ぶのに凛と律した精神があった。
此の時代の精神が今もあれば、家族や経済ももっと背筋を伸ばしたものであっであろうにと、偲ばれる。
参考
この本に出てくる、映画、本
映画
巴里の屋根の下
本
土佐日記
柿右衛門と色鍋島
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
高浜虚子
- 感想投稿日 : 2012年8月13日
- 読了日 : 2012年8月13日
- 本棚登録日 : 2012年8月13日
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