俳句とは何か、どのようにつくるのかについては、一番わかりやすい本。
単なる作り方の説明にとどまらず、虚子の綿密な観察眼と徹底した写生へのこだわりが、引用されている句への共感を誘うかのようで素晴らしい。
「大蟻の…」の句は、蟻の一匹一匹を手にとって眺めているかのようだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
高浜虚子
- 感想投稿日 : 2012年8月1日
- 読了日 : 2012年8月1日
- 本棚登録日 : 2012年8月1日
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