今、自分が自由に本を読めていることに何の疑問もなくても、目が衰え、紙であれ電子書籍であれ手で支えることに困難を要し、理解力も衰えてくる。
そうなった時、どれほど悲しいだろう。
もう「読書権」は奪われたままなのだろうか。
いや、読書の喜びはある。
介護としてのブックトーク。
絵本は子供だけのものではない。
目の高い大人が手にする素晴らしい絵本もたくさんある。
大人には大人に適した絵本の楽しみ方がある。
家族から隔てられ、彩りの褪せたかのような介護施設だとしても
そこに適した絵本の楽しみ方があれば、読書に目を輝かせた日々が再び訪れる。
この本は、そのための方法を示した本。
介護でどうしていいかわからないと悩むなら、悩まなくても、ぜひ試してみるべきだ。
介護は関係ないが、読書なんてつまらない、眠くなるという人なら、自分自身のために絵本を読んではどうだろう。
大人にもっと絵本を。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
読書教育
- 感想投稿日 : 2012年2月16日
- 読了日 : 2012年2月16日
- 本棚登録日 : 2012年2月16日
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