細胞の中の分子生物学 最新・生命科学入門 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2016年5月20日発売)
3.88
  • (15)
  • (15)
  • (15)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 386
感想 : 36
5

【献本企画・レビュー】一般向けに高校生物の内容を噛み砕いた、分かりやすい記述に、著者自身の最新研究を加えた良本。初めの数章は高校生物の振り返りなので、生物履修者・医学系学部にとっては少し冗長かもしれない。生物未履修でも、この章を読めば高校生物の分子生物学分野はしっかり理解できる。

小胞体ストレスに関しては、研究の進みから最新知見まで含んだ、分かりやすい記述だった。医学系学部にいる身としてはここが興味深かったので、この辺りをもう少し深める本があってもよいと思う。

ワン・ハイブリッド法についてもう少し知りたかったかも?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 専門/科学
感想投稿日 : 2016年5月29日
読了日 : 2016年6月3日
本棚登録日 : 2016年6月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする