【献本企画・レビュー】一般向けに高校生物の内容を噛み砕いた、分かりやすい記述に、著者自身の最新研究を加えた良本。初めの数章は高校生物の振り返りなので、生物履修者・医学系学部にとっては少し冗長かもしれない。生物未履修でも、この章を読めば高校生物の分子生物学分野はしっかり理解できる。
小胞体ストレスに関しては、研究の進みから最新知見まで含んだ、分かりやすい記述だった。医学系学部にいる身としてはここが興味深かったので、この辺りをもう少し深める本があってもよいと思う。
ワン・ハイブリッド法についてもう少し知りたかったかも?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
専門/科学
- 感想投稿日 : 2016年5月29日
- 読了日 : 2016年6月3日
- 本棚登録日 : 2016年6月3日
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