伊吹有喜さん初読みの『犬がいた季節』の概要と感想になります。
捨て犬だったコーシローは三重県四日市市のある高校に住みつくことになり、青春時代を過ごす高校生たちの日常を温かく見守る。コーシローの世話をするために発足させたコーシロー会のメンバーは、日誌を通してコーシローと過ごした時代を書き記していく。コーシローもまた多くの生徒の癒やしや支えとなり、その命が尽きるまで笑顔を絶やさなかった。そんな優しい犬がいた季節の物語。
感想ですが、本作の舞台となっている場所は私自身にも縁があり、懐かしさを伴う優しい気持ちで読み終えました。また昭和から平成を知る年代だからこそ分かる時代背景も、本作に惹き込まれる要因だったかもしれませんね。やや忖度のある評価かも知れませんが、優しさの香りは青山美智子さんや村山早紀さんの作品に似ているので好きな方にオススメしたい1冊です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
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レビュー済み
- 感想投稿日 : 2024年2月2日
- 読了日 : 2024年2月2日
- 本棚登録日 : 2024年1月29日
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コメント 4件
どんぐりさんのコメント
2024/02/04
マメムさんのコメント
2024/02/04
TTさんのコメント
2024/02/09
マメムさんのコメント
2024/02/09