坂東真砂子=ホラー、のイメージあったけど・・・
この作品もある意味ホラーかな。
池袋モンパルナス、と呼ばれた戦前のアトリエ村。
そこで強烈な生を駆け抜けた画家・西遊と彼を取り巻く2人の女、早夜と美紗江。
そして、歴史の闇に埋もれた3人を掘り出そうとする彩子。
過去と現在と現実と幻想が幾重にも重なり合っていた。
激しさの割にはひっそりと暗い匂いのする、そんな作品だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2008年4月12日
- 読了日 : 2008年4月12日
- 本棚登録日 : 2008年4月12日
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