ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと

  • 講談社 (2005年4月9日発売)
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本棚登録 : 169
感想 : 23
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ミッフィーちゃんの産みの親、ディック・ブルーナさんへのインタビュー集。
シンプルなのにとびっきりキュートなキャラクターを描くディック・ブルーナさんのバックボーンを知ることで、より一層ミッフィーちゃんが好きになるような本。

私は美術館に行っても、芸術家のマティスさんの作品は単純で普通で面白さを感じないなんて思っていたけれど、ディック・ブルーナさんのシンプルなデザインはマティスさんの影響を受けたと知って、改めて違った目でマティスさんの作品を見たいなって思いました。

インタビュー集なので当たり前ですが、文章が多く絵が少ないのが残念。これなら新書や文庫で出した方がいいんじゃないかなーって思いました。

50年のあいだ愛されてきた「ミッフィー」の作者、ディック・ブルーナ。世界の人気者、ミッフィーはどうやって生まれたの?その成功のかげには、どんな失敗や挫折があったの?そんな77の疑問に、ブルーナさんはひとつひとつ誠実に答えてくれました。ミッフィーをはじめとする絵本の主人公たちと、ディック・ブルーナの人生がよくわかる、記念すべき一冊です。また、ブルーナさんの貴重な言葉は、「夢を実現させたい」「夢を見つけたい」と思っているすべての人にとってのヒントになるでしょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミッフィー
感想投稿日 : 2012年4月15日
読了日 : 2012年4月15日
本棚登録日 : 2012年4月15日

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