天才は親が作る (文春文庫 よ 27-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年1月10日発売)
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本棚登録 : 163
感想 : 21

【子育て・教育】天才は親が作る/吉井妙子/20160111(6/432)<286/30650>
◆きっかけ
・【子育て・教育】音楽は心と脳を育てていた/吉井妙子/20151216(130/414)<208/27485>

◆感想
・トップアスリートの親10人を紹介している本。共通項が多い。今からでも遅くはない。もっと、時間(と金も)子どもたちへ投資するようにしたい。やれる時間が限られている。

◆引用
・インテリジェンスの高くない選手はトップアスリートになれない(単なるナリッジではなく、正しい判断、探究心、好奇心、苦難を乗り越える克己の精神、他人を見抜く力などの人生の知恵=インテリジェンス)そのインテリジェンスを磨くのは、子ども時代の環境が大きく左右。
・子どもの心をひきつけるためには、子どもの目の高さで物事を見て、控えめで謙虚でなければいけない。
・子どもの夢を手伝うのが親の務め。
・家庭内の教育、躾にも限界がある。ある時期になったら他人の手を借りなければならない時期がくる。
・目標設定の仕方が絶妙。ストレッチ程度。相談しながら試す。
・素足か、裸足に近い歩行をした子どものほうがバランス感覚が良い。足の裏を刺激すると、重力に逆らって体を支えている抗重力筋が鍛えられる。
・繰り返しの学習を子どもたちに飽きさせることのないようやらせる
・ほめ上手
・親子は対等。子が一歳なら、親も一歳。
・親が一緒に汗を流したというのも大事な要素
・会話が多ければ子どもの変化も分かりやすい。不満をつぼみのうちにつみとっておけば、反抗にも発展しない。
・私たちが楽しませてもらいました。子育てといいながら、実は私たちが子どもに遊んでもらっていたんだ。
・スポーツを通して育った=体育。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 子育て・教育
感想投稿日 : 2016年1月11日
読了日 : 2016年1月11日
本棚登録日 : 2015年12月18日

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