心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス

著者 :
  • 文響社 (2018年6月29日発売)
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【Health】がんばりすぎな休み方 / 萩野淳也 / 20181019 / (56/724<159/101970>
◆きっかけ
・Book café@リゾナーレ八ヶ岳

◆感想
・日常生活に一工夫加えることで、自分を心身共に労わることができそう。そのためのヒントが沢山。
・諸々あるが、共通していることは、メタ認知、他人にやさしく、ポジティブに見るクセつける、というところか。
・マインドフル・イーティングはドカ食い回避に役立つ。

◆引用
★からだの感覚に敏感になる:ボディースキャン
 -頭頂から下へ意識下す
 -感じる熱や違和感、安心感に気付く
 -丹田に意識、そこに空気が入るイメージ
 -内臓も、胃が動くかも
 -最後は足の指一本ずつ
・お腹に手をあて呼吸
・まずは姿勢正す
・手に感謝しながらハンドクリーム塗る
・利き手と反対で歯磨き
・気持ちいい感覚に素直に
★きちんとした暮らしを整える:食べる瞑想(マインドフル・イーティング)
 -目の前の料理をじっくり観察、目で味わう
 -スプーン、箸で持ち上げ、匂い、重さを感じる
 -口に含む、噛まずに広がる味、香りを楽しむ
 -ゆっくり噛み、溢れる味わいを楽しむ
 -30回くらい噛んで、喉を通過する感覚を
・寝る前に呼吸に集中して、思考のざわざわを鎮める
★せかせいかした心をやわらかくする習慣:マインドフル・ウォーキング
 -呼吸とあわせて歩行
 -歩いている体を観察、足が地面についている感覚、体の重心が移動している感覚等に目を向ける
・朝一番のチェックインを決める(一日の始まりに自分のスイッチを入れる)
・丁寧に顔を洗う
・突然の空白時間、心を整えるための贈り物だと思う。信号待ちは心を整えるチャンス
・お腹が空いて食べたいのか、イライラして食べたいのかを考える。
・紙に書きだして終わったことを頭から吐き出す。
★観察瞑想
 -姿勢正す、呼吸に意識向ける
 -注意が逸れていることに気付き、意識を戻す
・気の利いた返事よりも、ただ話を聞いたほうが相手を癒す。
・自分と違う相手に共感する。相手の意見に同意できなくても、相手が今感じている感情を受け入れることは可能。
・褒め言葉と考えるだけで、プラスな気持ちが湧いてくる。
・もう会えない人との関係を良くする。気持ちを口に出すだけで、自分の心をいやすことが出来る。亡くなった人だけではなく、面と向かって伝えにくい相手にも有効。
・この人と会うのはこれが最後かもしれないと思って別れる。次があるかわからない。今の相手に全力で向き合う。
★レジリエンスの瞑想
 ー起こったことを観察するのに紙に書いて可視化
 -マインドフル瞑想をして、自分の心の状態をリセット
 -別の紙に失敗したことについて、そこから学ぶことができたこと、得た経験等ポジティブに捉えなおして書く。失敗についても二面性があることがわかり、ポジティブな選択ができる。
・自分を責めずに、マイナス感情があることを認める。
・自分自身が怒りにならずに、怒りを感じている自分を観察する。
・失敗をコメディ映画のワンシーンとして眺める。失敗した自分を客観的に見つめれば、失敗から距離を置ける。
・人の為に良いことをするとなぜか自分が幸せになれる。陰徳を積む。
・目の前にいる見知らぬ人の幸せを祈る。他人の幸せを祈れる人が一番幸せになれる。
★一日3つ感謝する。同じものを見てポジティブに考えるクセを付ける。
★書く瞑想(ジャーナリング)
 -手が止まった時は、書くことがない、何も思い浮かばないなど、その時の心の状態を記す。書くことがない状態を認める。
・自分が大事にしていることを考える。
・何のために生きるのか考える。
・自分を褒める
★夢100リスト作成
・自分らしく生きる、本当の自分の幸せを見つけるカギ:がんばりと共に生まれえる苦しい感情の源に気付くこと、向き合うこと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方
感想投稿日 : 2018年10月21日
読了日 : 2018年10月19日
本棚登録日 : 2018年10月21日

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