ソニーに関する本はついつい買ってしまう。
日経新聞に掲載の私の履歴書を読んでいるみたいだ。何となく自慢話に聞こえてしまうのは、私だけだろうか。
読み終わって、タイトルの、「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」というのが、もう一つピンと来なかった。ソニーのいいところを見直している本かと思いきや、そうでもなかった。確かにグーグルは、今成長期に有り、ビジネスの最先端を行っており、それは素晴らしい企業なのだが、それを改めて強調してもあまり新鮮味がない。まさにタイトルにあるテーマを期待していたのだが、それはどこにも書いていない。
著者がグーグルを去ることになった理由はもう一つ分からないのだが、結局自分が嫌っていたソニーの体質から完全に抜けきっていなかったということなのか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2013年4月29日
- 読了日 : 2013年4月29日
- 本棚登録日 : 2013年4月6日
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