世界史概観(上) (岩波新書)

  • 岩波書店 (1966年6月20日発売)
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人類の黎明期、先史時代についての認識は20世紀前半にはこんないい加減だったのかと/農業はメソポタミアだが、その後、継続的につづいたエジプトには莫大な富と知識が蓄えられた。ローマとカルタゴの百五十年の戦争を“アーリア人対セム人”ととらえ、周辺を支配地としたローマ帝国の文明が現在のキリスト教を中心とした世界文明に直結する…中世ヨーロッパの野蛮さ、無知蒙昧に比して知識を保存し科学技術を発展させたイスラムを「簡単な教えと短い祈り」とプラグマティズムで評価している。獣肉食由来か伝染病で人口が半減し人の価値が上がった

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 啓蒙書
感想投稿日 : 2020年7月22日
読了日 : 2018年7月6日
本棚登録日 : 2020年7月21日

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