日本の路地を旅する (文春文庫 う 29-1)

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  • 文藝春秋 (2012年6月8日発売)
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幕末に孝明天皇は何故、「開国」を断固として拒んだのか?歴史と食文化の現状に無知な公家たちは「肉食」が穢らわしい、異人自体も穢らわしいとしか思えなかったのだろう(伊沢元彦『逆説の日本史』)。新鮮な食肉を求める外国船の要求に松前藩は箱館に穢多の者を呼びよせ対処することにした。第2章、最北の路地。皮が太鼓作りに使用される。ねぶたの太鼓は馬が良い。(そういえばゲーム『花と蛇』の主人公は川田といった)。肉を扱う者が差別されるのは日本だけ。著者のルーツ大阪は第1章。自らの出自を誇るというスタンスで日本各地の人と交流

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年2月22日
読了日 : 2013年5月1日
本棚登録日 : 2019年2月22日

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