陰陽師 生成り姫 (文春文庫 ゆ 2-9)

著者 :
  • 文藝春秋 (2003年7月10日発売)
3.70
  • (178)
  • (205)
  • (396)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 2100
感想 : 132
4

藤原済時の心変わり、悔しさのあまりに丑の刻参りをして鬼に変わりそうになるが
その姫は、堀川の橋のたもとで 笛を吹く博雅にあわせて琵琶ひいてくれた 博雅の想い人でした。
泣きながら 死にゆく生成りと化した徳子姫をだきしめて「そなたが愛しいのだよ」と告白する博雅が愛しい人でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代物
感想投稿日 : 2011年6月5日
読了日 : 2011年6月5日
本棚登録日 : 2011年6月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする