月はピアノに誘われて (角川文庫 き 13-3)

著者 :
  • KADOKAWA (1993年4月1日発売)
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感想 : 2
3

この手の物語は初めてだったからドキドキしながら読めた。
しかし途中、ちょっと登場人物多すぎはしませんか、と疑問を持ち始めてしまった…(汗)

それはその登場人物たちが魅力的だったからこそ
もっと人数を少なくしてもっと深く描写してほしかったという願望だ。
多すぎたせいで人物描写が浅くなっている気がする。
ブルースネットワークの個性豊かな面々をもっと引き立たせてほしかったし、
主人公にほのかに漂う恋愛めいた空気をどこにもってけばいいのかと困った。
部下の山本君?野村?森田?
でもまこれはサクセスストーリーなんで恋愛なんて求めてないですけど。

ちなみに私は山本君が浅○大介さんにみえてしょうがなかった。
なぜだか分からないが。なんかイメージがね(笑)

やっぱりTMNの木根尚登さん執筆ということで登場人物のこの人はあの人がモデルなのかな~
最後の東京ドームライブはあのときのことを思い出しながら書いていたのかな~なんて想像したりして。
そういう楽しみ方もある。

それに音楽業界のいろんなことを知ることもできたし
悪くない。


ただタイトルから期待を膨らませすぎには注意かも。

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感想投稿日 : 2010年10月25日
本棚登録日 : 2010年10月25日

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