「龍の契り」や「鷲の驕り 」で強烈なインパクトがあった服部真澄さんの作品だったので読んでみました。
主人公がいきなり逮捕される導入はさすがで、一瞬で引き込まれました。ODAをはじめとする国際支援が人道的支援とは別物の発展途上国支援の名の元に先進国によるビジネス進出であり、政治も絡むダークマネーの金欲世界を描く。
山崎豊子さん 社会問題をえぐる作品?かと期待しながら読み進めたけれど、そこまでの深さはなく、強引なラストに持ちこんだ感じで残念。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年9月7日
- 読了日 : 2014年9月6日
- 本棚登録日 : 2014年8月30日
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