昭和の洋食 平成のカフェ飯: 家庭料理の80年 (ちくま文庫 あ 58-1)

著者 :
  • 筑摩書房 (2017年2月8日発売)
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本棚登録 : 115
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ドラマの『寺内貫太郎一家』、『だいこんの花』、『金曜の妻たちへ?』、『百年の恋』、『すいか』
マンガの『美味しんぼ』『イマジン』、『花のズホラ飯』
エンタメ番組の『料理の鉄人』
料理番組の『きょうの料理』、『太一×ケンタロウ 男子ごはん』
雑誌の『主婦の友』、『オレンジページ』
などなど…
メディアに取り上げられる料理から当時の世相を垣間見ようという本。
大家族での食卓から、本格的な外国料理が食卓にのぼり、グルメブームがやってきて、働く女性の増加から家事をしない主婦が許されるようになり、孤食が増えてくる…。

人は何かを食べなければ生きてはいけない。けれど、生存のために食べるだけではなく、家庭料理を共に囲む日々がお互いの絆を育んでいく。
「美味しいね」と一緒に楽しめる食卓は、確かにいいよなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2019年2月22日
読了日 : 2014年2月16日
本棚登録日 : 2019年2月22日

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