エリート街道を突き進む津崎と、護憲を掲げる団体に所属するだけで地方廻りを余儀なくされる正義感の強い村木、原発差し止め控訴に奔走する弁護士妹尾。
この3人を主人公とした法曹界のお話。
どこの世界にも権力争いはあるもので、当然“正義”であることを求められる司法の世界でも、ドロドロとしているということか。
自衛隊違憲、プライバシー保護、原発差し止めといった裁判を丁寧に描き、裁判官の激務ぶりがよくわかる。
でも、あれもこれも感があって、原発に絞った方がわかりやすいのでは…と思ってしまう。結構斜め読みをしてしまった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年2月25日
- 読了日 : 2019年2月19日
- 本棚登録日 : 2019年2月19日
みんなの感想をみる