忘れられつつある大物ハリウッドスターボブがCMのため来日
言葉も通じない中では戸惑いは隠せない。そんな時夫の仕事についてきた
若くて美しいシャーロットと滞在するホテルで出会う。
家族、夫婦、友人といえども、なかなか奥深いところまでの相互理解は難しい
言葉も通じない習慣も違う国でその難しさはますます浮き彫りにされる。
二人は見知ら街で時間を重ね会話を重ね、時には喧嘩をしつつも
孤独、迷い、寂しさ漠然とした不安を共有する。
お互いに自分の中にある溝を埋めていく
その過程が繊細に描かれている。
ボブとシャーロットの目から東京がTOKYOにみえてくる。
フィルターを通したTOKYOと日本人は少しコメディタッチな部分もある。
別れの時ボブはシャーロットを抱き寄せ耳元で何かを囁く
もう会うことなく口づけを交わす
二人の異邦人の淡い恋。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2012年3月4日
- 読了日 : 2012年3月4日
- 本棚登録日 : 2012年3月4日
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