日本語タイトルから成功哲学的な本かな?と思っていたら
細胞生物学者が量子物理学の研究も交え遺伝子、ミクロのレベルで、
思考が変化を及ぼす事を立証する超真面目な本でした。
が、研究者でありながら非常にユーモアあふれる語り口なのですいすい読める。
DNA遺伝子決定主義を批判。要因は遺伝子だけではなく環境によるところが大きい。
スイッチを入れるのは環境からの信号である。
DNAは細胞の生殖器であり、決して細胞の脳ではない。
生命とは何かを考えさせられる。生きているって素晴らしい。
おすすめのサイエンス本です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年3月26日
- 読了日 : 2019年3月18日
- 本棚登録日 : 2019年3月26日
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