最近、このひとがメディアを介して話していることを聴いて、
「今まで嫌いだったけど、このひとやっぱり頭いいのねー!」とびっくりしたことが何回かあって、
このひとって、生き方が沢尻エリカちゃんと一緒なのねーと思った。
悪役としてふるまって、すっごい一部に真実を、とか、才能を、みたいな。
そんなところでこの本を読みました。
テーマは、「思考停止状態が常の人間はアウトだ。そうなるな」「もっと真剣に追求して生きろよ」
ってこと。
非常に極論、だから、賛否両論だと思う。というか、賛否両論になるように書いていらっしゃる。そんな細工しないで、もっともーっとストレートに書いたほうが、思考停止予備軍のわたくしみたいな一般庶民にはわかりやすいんですけど(笑)
でも、一文一文、「なるほど」って思うところがあったんです。
例えばね、男でも料理できないとだめだ。食事に気をつかえないやつがほかの事気を使えるか?的なこととかね。
やっぱり、世の中の酸いも甘いも20代で経験してるだけあるんだなーって。
読み終わった後はちょっと尊敬してしまいました。
だって、本全体が、岡本太郎氏と同じくらいパッションが強いのですよ。
でもあまりにも周りと自分といった関係性を排除しよう(しきれてないけど)としていらしゃる姿勢が見受けられて、なんだろうなー、億万長者なのに、そこは中二病みたいな、アンバランス感を覚え、その面で、赤の他人なんですけど心配になったりして(笑)
買わなくてもいいから立ち読みしておくと、いいなーって感じ。
情報としては有益。
でさ、この本のとーりに鵜呑みにしてやったら「思考停止」なんだよね。
ちゃんと、「堀江さんのここは納得できるけど、おれはやだ」的に考えて読まないとね、堀江さんのテーマが伝わってないことになるんですよね、きっと。
- 感想投稿日 : 2011年2月9日
- 読了日 : 2011年2月7日
- 本棚登録日 : 2011年2月9日
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