事件の発端となった「魔法少女サイト」を運営する
「サイト管理人」たちの思惑に迫る四巻です。
彩たちを魔法少女にした理由とは、
期日の迫る「テンペスト」とは。
そしてそれを阻止する方法とは……。
と、物語の核心に近づきつつ協力者も増え、
これまでにない賑やかな印象で物語が進行します。
ダークな雰囲気ながら
個性的で可愛らしいキャラクター、
制限やデメリットの大きい能力バトル、
正体の見えない敵など、
設定にあいまいな部分も残しつつ
歯ごたえのある展開で、
今巻も美少女バトルものが好きな方には
楽しめる内容になっていると思います。
しかし、二・三巻ではなりを潜めていた
暴力的な兄の存在が再び影を落とし始めるので、
読み手を選ぶ点があるのは確かです。
残虐描写が苦手な方は、一考した上で手に取ることをお勧めします。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年12月22日
- 読了日 : 2015年12月21日
- 本棚登録日 : 2015年12月21日
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