頭がよくなる「経済学思考」の技術

著者 :
  • 中経出版 (2010年4月16日発売)
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本棚登録 : 116
感想 : 17
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【82点】私が、この本を通して得たことは次の通りです

世の中で起きる出来事を3つのキーワードで説明すること
①プレイヤーのインセンティブ(動機、要因)
②ルール(環境、制限)
③均衡点の予測(もっとも妥当な結果)

経済学とは、物事の最適化や均衡点を求めるツール

物事には結果を変える要素(インセンティブやルールを変える)と結果を左右しない要素がある
モラルハザードはルールづくりの失敗から生まれる。

ネット通販など、技術革新によってルールの変更がなされた。

自分からその三つの視点で物事を解き明かせれば、
いろんなことが見えてきそうだが、常にその視点で考える癖をつけなければ、一朝一夕では難しい思考の技術だと思う。

ただ、その三つの視点は妥当だと思うし、これを無視しては世の中の流れを理解したり働きかけることはできないだろうなと思う。

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: 経済
感想投稿日 : 2010年11月17日
本棚登録日 : 2012年7月22日

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