アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray]

監督 : ミロス・フォアマン 
出演 : F・マーリー・エイブラハム  トム・ハルス  エリザベス・ベリッジ  サイモン・カロウ  クリスティーン・エバーソール  ジェフリー・ジョーンズ  ロイ・ドトリス  バーバラ・ブライン  フィリップ・レンコフスキー  シンシア・ニクソン  ヴィンセント・シャヴェッリ  ダグラス・シール 
制作 : ソウル・ゼインツ 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
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感想 : 33
4

娘の夏休みの宿題(世界史)の為レンタル
世界史に関係する映画のDVDを借りて観て、レポートを書くというもの
映画の候補があったので、この映画を選択。

通常版(劇場版というか、ディレクターズカットと対比するための言い方として)は
両面再生ディスクです、と書いてあって、うちの機械で再生できるのか不安だったので
ディレクターズカットの方を選択。
元々長いのに、更に20分長くなって、180分!(3時間!)

娘は私が会社に行っている間に観たので、一緒には観ませんでした。

私は随分前に通常版を観たと思っていたのですが
モーツアルトの下品な笑い声と奥さんは覚えていたのですが
ほんの一部しか観ていなかったようで、ほとんど初めて観る感じでした。

宮廷作曲家・サリエリの告白と自殺シーンから始まり
回想によって物語が流れ、
全然格の違う才能を見抜ける才能と嫉妬が痛々しいです。

私でも知っているモーツァルトの音楽がずっと流れていましたが、
オペラにも格式高いのと大衆向けがあるとか
曲のかかれた背景が知れてよかったです。

また、最後の埋葬シーンも驚きでした。

WIKIによると、
サリエリの行進曲は、「モーツァルトの有名曲にうまく繋がる事」を条件に、
イギリスの音楽学の権威レイモンド・レッパードに依頼して探し出された、真のサリエリ作品である。
とのこと。
あの曲の変化の仕方もすごかったです。

メイキングを観ると、中世の街並みがそのまま残るプラハでの撮影、ソ連体制の国で
撮影許可、監視、大砲の除去、雪のシーンは実際に降るまで待つ、など大変だったようです。
制作が1984年。ベルリンの壁崩壊より前の時代。よくやったものだと思います。
あとアマデウス役の人の変貌振り(丸くなったおじさんになってる)も驚き、皇帝役の人はもっと。

話はずれますが、「歴史」でスタートさせたレビュー。
娘の中学のときの歴史で「ベルリンの壁崩壊」が出てきたのは、
実際にテレビで見ていたので、ショックでした、ということで締めくくり。
(映画の中身に関係ないけれど)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年8月25日
読了日 : 2013年8月24日
本棚登録日 : 2013年8月25日

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